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ひまわり6号画像受信処理システム NESDUS-Vi(ネスダス ヴィアイ)
「ひまわり6号」から配信されるデジタル雲画像信号(LRIT:Low Rate Information Transmission)をパラボナアンテナで受信し、デジタル信号処理システムを使ってリアルタイムに雲画像を見ることができるシステムです。
動画表示機能、擬似カラー表示機能、重ね合わせ機能等の表示機能により、さまざまな角度からの気象情報を提供します。
特長
- 「ひまわり6号」から配信されるデジタル雲画像信号(LRIT)に対応
- 全球 2200×2200ピクセルの雲画像の受信が可能
- 夜間の霧域や下層雲の認識が可能
- 画像解析機能
- 拡大/縮小機能、スクロール機能
- 擬似カラー表示
降雨に影響のある雲(雲の高さ)に着色することができます。
- 動画表示(アニメーション)機能
連続して受信した雲画像を連続表示します。台風の軌跡等を観測できます。
- 重ね合わせ機能
画像を重ね合わせることで雲の解析や、移動距離の把握を容易にします。
- 描画機能
- 雲行進路表示
動画表示機能と併用し、各画像にマーカを入れて軌跡の観測、予想進路表示ができます。
- 雲頂高度断面表示・温度・高度表示
画面上において任意の場所の雲高度グラフ表示、温度、緯度経度、高度(赤外)表示します。
- 緯度経度線付加・除去
- 設置場所近隣にある周波数帯の近い電波干渉を防止する電波干渉除去機能を標準搭載
システム構成例
用途
- 雨雲や台風の進路予測を行い、落雷や大雨などの災害に対する注意を促す(自治体、学校など)
- 雨雲と予想される雲の移動速度を観測し、安全な運行計画を立てる(航空、海上保安事業など)
- お客様の行動計画に役立てる(旅館、ホテル業など)
- 時々刻々と変化する気象状況を観察することにより、気象予測を身近に体験させる(学校・公共施設など)
ひまわり6号とは
従来運用されていた「ひまわり5号」の後継機として、運輸多目的衛星「MTSAT(ひまわり6号)」が2005年2月28日に打ち上げられ、2005年6月28日から正式運用を開始しています。
- 「ひまわり6号」と「ひまわり5号」との比較
- 赤外センサを1チャネル追加し、夜間の霧の判別精度及び海面水温の測定精度が向上。
- 観測の頻度を増やし、北半球については1時間に2回の観測に倍増。
- 水平分解能及び諧調数が向上し、より高品質の雲画像が得られる。
- 配信信号方式は、アナログデータ伝送方式(Wefax信号)からデジタルデータ伝送方式(LRIT信号)に変更。
これにより、高品質な雲画像を短時間に伝送。
| エリア |
画像種類 |
| 東アジア |
赤外画像、水蒸気画像、強調赤外画像(夜間)、可視画像(日中) |
| 日本域 |
北東部可視画像、南西部可視画像 |
| 全球 |
赤外画像、水蒸気画像 |
- 配信計画
現在は、「ひまわり6号」からデジタルデータ(LRIT)とアナログデータ(Wefax:Weather Facsimili)とをスケジュールして配信されていますが、2007年12月には従来のアナログデータの配信は終了する予定です。
そのため、システムの変更(デジタル方式対応)が必要となります。